触れることの大事さ!!/小児はりは名古屋市千種区のグラースはりきゅう接骨院へ

触れることの大事さ!!

乳児は、五感で外からの情報を受け止め、見たり聞いたり触れたり味わったり匂いを感じたりします。その経験は乳児にとって大きな意味があり、独自の神経細胞ネットワークが出来て行きます。
その中で皮膚は、感覚を受け止める最も大きな器官で、様々な体の接触(優しく抱きしめられる・そっと撫でられる など)に敏感に反応します。心理的にも大きな役割を果たす皮膚への接触、大昔からある愛情表現、スキンシップが乳児の幸福感の為にとても重要です。

 

スキンシップ(触れる)についていくつか紹介させていただきます。
 ●ウガンダの子どもは成長が早く精神の安定と高い知能
 ●もし親からのスキンシップが足りなかったら
 ●過去の歴史から現代の子育てを問う!!

 

『スキンシップ(触れる)の効果』
 ●赤ちゃんの脳の発達を促し、ストレスを減らし免疫システムが向上する。
 ●赤ちゃんにリラックスする事を覚えさせ、ストレスを解消させる。
 ●赤ちゃんの運動機能・内蔵機能を高める。
 ●母子双方のバーストラウマを癒す。
 ●親の精神の安定・育児への自信等。
 ●親の身体の血液循環を良くし、リラックス効果により体調を良くする。

 

親子の愛情が育つために、オキシトシンという物質が関係しているといわれます。オキシトシンは『愛情ホルモン』とも言われ、9個のアミノ酸からできたペプチド(小さなタンパク質分子)で,出産や授乳のときに母親の体内で働くホルモンです。しかし最近脳の中でも信号を伝える神経伝達物質として働いている事が判明しました。

 

オキシトシンは触れる触れられることで増加し、特徴として、触れた直後の即効性は少ないものの、繰り返しオキシトシンを分泌させることにより、その効果が長期にわたって続くといわれています。

 

乳児が哺乳瓶で育てられた場合に、保護者に抱かれてミルクを与えられた乳児と、抱かれずに飲まされた乳児では、分泌されるオキシトシンの量に差があり、前者の方が高く分泌されます。

 

動物には本来自分以外の生き物を恐れる原始的な本能がありますが、オキシトシンはこの不安をうち消し、親子の強い結びつきが強まります。お母さんに抱かれ、胎内で聞き親しんでいた心臓の鼓動を聞きながら、乳を飲むということはとても心地よい体験なのです。お母さんの体内では、出産中にオキシトシンが分泌され、腕に抱こうとする小さな命に愛情を感じるように準備されます。又、オキシトシンは臍帯を通り、赤ちゃんに行き、分娩の際に苦しんでこの世にまれた児のストレスを軽減します。

 

実は授乳時に乳を吸っているときには乳児は手の動きを止めていますが、しばらくすると乳房を吸うのをやめて手を動かし乳房をマッサージするように動かすことがわかりました。このように乳房をマッサージされた直後に母親のオキシトシンのレベルが高まり射乳を促しているといいます。さらにオキシトシンが分泌され安らぎと親子の愛着が生まれます。

 

乳児は生まれてすぐの母親との接触によってオキシトシン受容体が増加し、オキシトシンの影響を受けやすくなります。それにより、母親への愛着を安定させ、信頼の絆を高めさらにストレス耐性も高まります。

 

こういう過程を通し、お子さんにはお母さん・保護者に対する愛着が育つといわれます。愛着が十分に育っていれば、厭な思いをした時でも、大好きなお母さんに抱き上げられて頬ずりされれば、ちょっとやそっとのストレスはどこかへ飛んで行ってしまいます。お母さんに対する愛着が育っている事も、その後の心の健全な発達には重要なことです。

小児はり大学/名古屋市千種区のグラース